数年前、Web制作会社でWebデザイナーとして働いていた時の僕は、上司やクライアントとのやり取りをしていく中で、かなり参っていました。
自分の思っていたことを伝えることに苦手意識を持っていたせいで、人と接することが億劫になっていたのです。
さすがに自分でもそれは良くないと考えていたので、思い切って後先考えず、思ったことを言ってみたり(当然トラブルになった・・・)、ブログを書くことで文章の練習をしてみたり(いきなり文章を書く、ということのハードルの高さに挫折・・・)、色々なことを試したのですが、今になって思えば、もっと簡単なことから初めれば良かったかな、と思うことがあります。
どういうことを初めて行けば良いのかというと、「自分の気持ちを言葉で表現してメモする」ことです。
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まずはメモ帳に書いてみる
まずは自分が普段生活している上で、「いま、気持ちが動いたな!」という時にどういった出来事に対して、自分がどのように感じたのかをメモすることです。
文章で書くとすごく簡単なことですが、自分の気持ちを言葉にすることに苦手意識がある場合は、なかなか難しいことなのではないでしょうか。
ここでポイントなのは、「思っていることを自分の外に出す」ことです。
言葉がうまく繋がらなくても良いです、人に見せる文章ではないので。
最初はネガティブなことでもいいと思います。
とにかく自分の外に吐き出す!これだけでいいです。
気持ちを言葉にすることを訓練していく
自分が体験した気持ちを言葉にしていくことを続けることで、自分の気持ちを詳しく言葉で表現することができるようになります。同じような体験でも、気持ちの微妙な違いに気づける、とでもいいますか。
慣れてきたら、言葉の言い回しを変えるとか、もう少し詳しく書いてみる、などすれば自分の中での上達が感じられて、何か文章を書くことが楽しくなってくると思います。
文章を書くことにも抵抗がなくなる
このようにして「自分の気持ちを言葉にする」ことに慣れて、書き出すことに慣れてくると、文章を書くことに対しても抵抗がなくなってきます。
自分が書き出したメモの短い単語から、段落の文章になり、それを繋いで文章を書いていく。
でも、短い期間でこのような状態になるのは難しいので、長い期間で試していくのが良いです。
結果を焦っても長く続けることはできません。
一番大事なことは「自分の外に出すこと」
良い文章、きれいな言葉、かっこいい言い回しなどは無視して、とにかく「自分の外に出すこと」が重要です。
SNSは見ている人がいるので、書き込むことでどのような影響があるか・・・なんて考えてしまうので、手書きで、人に見せないことを前提にやっていくのがオススメです。
まずは「思っていることを自分の外に出すこと」、それだけが重要です!