新型コロナウイルスの流行から、これまでに力を入れていなかった企業様も、ネットでの集客に力を入れようとしているのではないでしょうか?
そんな中、自分たちでホームページを作ろうとしている方もいらっしゃると思います。
このページでは、自分でホームページを作ろうという方に向けて、どのようにすれば作ることができるかを解説します。
結論から言うと、私の考えとしては「知識がなくても作れる手段はあるが、サービスが終了してもホームページがなくならないように作るのが良い」です。
その理由も含めてこれから解説していきます。
Contents
手っ取り早く作り方を知りたい方向け目的別ガイド
これからホームページを作る方法を解説していくのですが、手っ取り早くオススメの方法を知りたい方は、こちらのリンクからそれぞれの方法を見てください。
趣味ブログ
単純に自分の趣味に関してブログを書きたい場合は無料のブログサービスで良いと思います。
ブログの記事を投稿して、自分の知っている人に見てもらいたい、というのであればお金を書けなくてもできます。
そういった方はアメーバブログでも、はてなブログでもいいです。
利用上の注意点としては、サービスの規約の変更で記事が公開できなくなったり、アフィリエイトに使えなくなったりといったサービス提供側の都合でできることが限られてしまうことです。
また、いずれのブログ・ホームページのサービスにしてもサービスが終了してしまう可能性はあります。
こればっかりは、運営会社の都合なので、作ったページがいつまで利用できるかは分かりません。
そういったことが起こったことを考えて困るようでしたら、無料でもあとで紹介する「Jimdo(ジンドゥー)」や「Wix(ウィックス)」で良いかと思います。
企業・お店のホームページ
企業やお店のホームページは無料で作りたい場合は「Jimdo(ジンドゥー)」や「Wix(ウィックス)」で良いかと思います。
ホームページを作る機能は一通りそろっています。
ただし無料だと、SEOに関して重要な要素である独自ドメインや、画像や動画などのアップロード容量に制限があったりするので、しっかりホームページを作りたい方、長く利用していきたい方には有料ブランの方がオススメです。
もし、長く利用していきたい場合は初めから独自ドメインが使えて、ページの追加をしやすいWordPressで最初から作っておくと良いです。
WordPressであれば「プラグイン」と呼ばれる追加機能の追加がしやすく、お問い合わせフォームやカスタマイズによってはショッピングページの構築も可能です。
ビジネスブログ
上記の趣味ブログと同じですが、アフィリエイトでの収入を得たい場合はアメーバブログなどは使えないのでJimdo(ジンドゥー)」や「Wix(ウィックス)」が良いかと思います。
最初は無料で、使える手応えが出てから有料に切り替えるなどといった使い方もできます。
サービスが終了した後も使いたい場合は、Wordpressサイトを別に作ってページを移動する必要が出てくるかと思いますが、ページに互換性がないため、手作業でコピー&ペーストする必要が出てくるのでページ数が多い場合は非常に手間がかかります。
もしホームページを長期間持っていたい場合や、あとあと機能の追加やカスタマイズを行う必要が出てきそうな場合はWordPressで最初から作っておくと良いです。
ブログやホームページのサービスを利用する場合はいずれも、サービスがいつまであるのか、利用開始した時の利用規約がいつまで有効なのかはわからないので、最初は難しいですがいちばんWordPressでのホームページ作りが安心ではあります。
ホームページを作るために必要なものは?
ホームページの作り方を解説する前に、ホームページがどのようにしてパソコンの画面に表示されるのかを解説したいと思います。
ホームページを作って、ネット上で誰もが見られるようにするには、最小限以下が必要です。
- ページのファイル(HTMLファイル)
- Webサーバー
- ドメイン(URL)
ページのファイル(HTMLファイル)
ページの情報が含まれたファイルです。
ファイルの拡張子は「.html」で、基本的にどのホームページもこのHTML(エイチティーエムエル、HyperText Markup Language)で作られています。
これはホームページを作るために開発されたマークアップ言語です。
HTMLのファイルを作成するには、当然HTMLの知識が必要になります。
Webサーバー
「Webサーバー」はHTMLファイルをネット上に公開するために必要になるもので、ネット上にページを公開するためにはWebサーバー上にHTMLファイルがないと、他のパソコンやスマホからページを見ることはできません。
Webサーバーは自分でハードウェアを購入する必要はなく、「ロリポップ」や「エックスサーバー」などのレンタルサーバーサービスで月額いくらで借りることができます。
今ご覧になっているページもレンタルサーバーにアップロードされたページを見ていることになります。
ドメイン(URL)
よく目にする「https://〜」で始まる数文字で「アドレス」などと呼ばれるもので、「独自ドメイン」や「URL」とも言われます。
ごく簡単にいうと、「ネット上の住所表記」のようなものです。
ホームページを見る時、検索したり、チラシについているQRコードを読み取ったり、URLをWebブラウザに入力したりして見ているかと思いますが、基本的にはすべてURLにアクセスして、ホームページを見ています。
ホームページを作るために必要な知識
上記の「ホームページを作るために必要なもの」を踏まえると、作るための知識としては以下が挙げられます。
- HTML+CSSの知識
- webサーバーの設定
- ドメインの設定
HTML+CSSの知識
「HTML+CSSの知識」はネットで検索しても得られますし、書店で本を購入して独学しても良いです。
私は転職のタイミングで社会人向けのスクールに通いながら、自宅で独学、という方法で勉強しました。
今はオンラインの教材がたくさんありますので、「HTML 学習」などで検索すれば独学するのに便利なサイトが出てきます。
HTMLと併せて制作に必要な知識としては、CSS(カスケーディング・スタイル・シート)があります。
HTMLがページがどういった情報の構成になっているのかを書く言語と言えますが、CSSは見た目の配置や色、文字の設定などをおこないます。
基本的にホームページなどのWeb制作はこれらがないとできません。
webサーバーの設定
「webサーバーの設定」に関しては、これもネットで検索&書籍で勉強という方法でできます。
レンタルサーバーを借りる場合は、ヘルプページからよくある質問などで調べながら設定することはできますが、通常、技術的な質問の問い合わせは受け付けていませんので自分で調べるか、誰かに習うかしかないです。
ドメインの設定
「ドメインの設定」に関しては、ドメインを取得するサービスのヘルプページにやり方は書いている場合が多いですが、こちらも技術的な質問の問い合わせには対応していないかと思います。
知識がなくてもホームページを作れるサービス
ここまで読んできて「知識をつけてから自分で作るのが難しい・・・」と感じた方には、ホームページを作れるサービスを利用した方法がオススメです。
無料から始められて、良いと思ったら有料に移行する、といった「実際に試してから、お金を払うか決める」使い方ができます。
無料の場合の注意点
基本的に無料の場合は利用できる機能に制限があります。
独自ドメインが有料じゃないと使えないとか、広告が表示されるとか、SEO(検索エンジン対策)が弱いとか。
有料版と無料版でハッキリ機能が違います。
200万人が利用するホームページ作成サービス『Jimdo(ジンドゥー)』
『Jimdo(ジンドゥー)
』は「たったの3ステップでホームページが作れる」が謳い文句のホームページ作成サービスです。
基本設定が少なく、手軽にホームページが作れる、そして公開できるのがウリです。
HTMLやサーバーの知識がない方でもカンタンにホームページを作れる「ジンドゥーAIビルダー」という機能があります。
独自ドメインは、月額:990円の「START」プランから利用でき、ドメインの取得でオリジナルのメールアドレスを使うこともできます。
ホームページにどのくらいの人が訪れたのかカウントするアクセス解析機能や検索エンジンの対策が施されたSEOは月額:1,590円の有料版「GROW」プランで利用できます。
無料での利用時にはSEO的に弱いのかもしれません。
そのほか、ネットショップの機能やブログ、スマホでの表示に調整されたレスポンシブWebデザインにも対応しています。
どんな「作りたい」も叶える本格ホームページ作成ツール『Wix』
『Wix』は世界中の人々やビジネスに選ばれているクラウドベースのホームページ作成サービスです。
知識が必要なホームページ作り
HTMLファイルを書き、Webサーバーにアップロード
WordPressなどの無料のCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)が登場する前は、ホームページを更新するシステムは非常にコストがかかりました。そういった時期にはHTML+CSSで作られたページをサーバーにアップロードして、ページを表示させていました。
しかしWordpressを筆頭として、無料で利用できる便利なCMSが登場してからは、CMSでのホームページ作りが一般的になりました。
CMSが一般的になるにつれて、HTMLファイルをそのままアップロードするのは広告用のランディングページなど、単体で使用するページに限られています。
WordPressで構築
代表的なCMSです。
無料で利用でき、拡張機能も無料で利用できるものが多く、基本部分だけでも充実した機能を持っています。
カスタマイズにはPHPというプログラミング言語やWordpressの専門的な知識が必要になりますが、基本的な機能は知識がなくても利用できます。
構築時には以下が必要になります。
- レンタルサーバー
- ドメイン
- wordpressインストール用データ
レンタルサーバー
レンタルサーバーは毎月費用を払ってWebサーバーを借りるサービスです。
日本国内の代表的なサービスとしては「ロリポップ」や「エックスサーバー」などがあります。
ドメイン
ホームページにアクセスするためのいわば住所です。
レンタルサーバーの基本契約に含まれる場合あります。
ドメインにこだわらないのであれば、取得しなくても良いかもしれません。
ドメインはドメイン取得サービスから好きな文字列で取得できますが、「.com」や「.net」などのメジャーな末尾のドメインは費用が高くなる傾向があります。
年間契約で、安いものでは数百円から、高いものでは数千円するものがあります。
レンタルサーバーの運営をしている企業がドメイン取得サービスもやっている場合があり、両方とも同じ会社のサービスを利用すると設定がラクだったりします。
wordpressインストール用データ
WebサーバーにアップロードしてWodpressをインストールするためのデータです。
WordPress公式サイトでダウンロードできます。
レンタルサーバーによっては、管理画面からWordpressのインストールができるツールを用意しているサービスもありますので、インストールまではそこまで手間はかからない場合もあります。
以下、インストーラーが利用できるレンタルサーバーの例です。
ロリポップ!レンタルサーバー!はあなたの「やってみたい!」を応援します!
ロリポップ!なら、ホームページ、ブログ、ネットショップ…
これらが今すぐ、そして簡単にできちゃう!
マニュアルやライブチャットを完備しているので、ホームページ初心者でも安心。
これだけついてるのに月額110円〜ととってもお得。
もちろん無料のお試し期間も10日間あるので安心ですね。
▼ロリポップ!レンタルサーバーはこちら
WordPress専用の超高速クラウド型レンタルサーバー【wpX Speed】
ホームページは作るだけではダメで、更新することが大切。
ここまでホームページの作り方を解説してきましたが、最後にホームページを作るにあたり知っておくできことをお伝えします。
ホームページは作ればすぐにお客様が来るわけではなく、ページを追加していくことが必須になります。
ページを増やして、お客様が入ってくる入り口を増やさないといけません。
もちろん、自社の会社名や個人名などの固有名詞の場合は無理にページの追加をしていく必要はありませんが、ホームページを作りたい多くの方は、ホームページを作る目的があるはずです。
それがビジネス目的だとなおさらです。
無料であれ有料であれ、ページを増やす仕組みとして必須なブログの機能は最低限備えておきたいものです。