普段、Web制作をしていて、なんとなく作業を進めていると思いもよらないところで修正が発生して、予想以上に時間がかかってしまった!ということがあります。
作業時間の遅延は他の制作の進捗にも響いてきますし、無駄な時間を減らして効率よく制作を進めることで、気持ち的にも余裕が生まれ良い循環を作り出すことができます。
今回は「いかに効率よく作業をするか」というテーマで、普段自分がやっていることをまとめました。
内容的に基本的なことではありますが、自分も時々焦るあまりないがしろにしてしまうこともあるので(笑)、反省の意味を含めて書きました。
Contents
作業の全体像を把握する
作業を行き当たりばったりで進めると作業の時間配分が分からないので、一生懸命やっているうちに納期が近づいてきてて、「まだまだ作業が残ってるのに、時間が全然足りない!!」という困った状況に陥りがちです。
事前に作業の全体像を把握しておくと、与えられた時間内で如何に作業のペース配分をすれば良いのかをザックリつかめるのでオススメです。
制作の方でもクライアントへの見積もり提出のために、工程の時間を見積もる必要がある人は自然にこういったやり方が身についているのではないでしょうか。
見積もりを出す立場にある人は必須です!
作業に求められているクオリティを把握する
いくら作業の成果物がクオリティの高いものでも、クライアントもしくは依頼者の求めた物(イメージしているもの)に近くないと、最悪作業したもののほとんどが差し戻しになってしまうことがあります。
「相手の求めているものを最適な時間で提供する」が重要です。
与えられた作業時間の初期で、ザックリ全体像を作ってしまう
作業のはじめから細かい部分の作り込みを始めてしまうと、作業のペースを作るのが難しくなり、作業全体のクオリティにムラでできてしまう恐れがあります。そこで、初期に全体像をザックリ作ってしまうことをオススメします。
そうすることで気持ちに余裕が生まれ、作業において共通する部分など見つけられることがあり、全体的な作業時間の短縮につながる場合もあります。
二度手間、三度手間を防ぐ
同じようなパターンが続くような箇所では、パターンの型を最初に作って起き、あとはコピーするだけという状況を作ると楽です。そのためにはパターンの型を作る時に、それに必要なものが全て含まれているのかをキチンと考えることが大切。
時間の余裕がある内に着手する
時間に余裕があると作業自体を後回しにしてしまいがちですが、何より早く着手することが大事です。
早めに着手することで気持ちに余裕が生まれ、焦りによって生じる無駄な作業なども防ぐことができます。
どうしても気が進まない場合は「作業の中でも最もカンタンに見えることから始める」のが良いです。例えば、テキスト打ちだったり、作業の内容を自分で手書きして確認する、などです。
・・・以上が自分の考える「作業を効率的にするか」です。
作業を効率的にこなすには、最初に全体像を把握することが第一だと自分は考えています。
全体が分かれば、与えられた時間で完了することができるかどうかも判断できるし、全体が難しければ作業の一部を小出しにする交渉もできるし、良いことしかない!というのが自分の経験です。
ここに書いたことを試してみたことがない方は、ぜひ試してみてください。
きっと作業の効率が上がり、こなせる量が上がり、仕事全体の生産性が上がるはず!