情報は欲しいときに見せるに限る

情報は欲しいときに見せるに限る

こんにちは、福岡のWeb制作・広告制作ベクタークリエイティブの前田です。

皆さんはお店で洋服を見ているときに、急に店員の方が来て、支払い方法について説明されたらどう感じますか?
「まだ、買うことも決めてないのに?」と疑問に思うのではないでしょうか?
このような細かい違和感の積み重ねが、そのお店で買わない理由になってしまう。

自分がお客さんのときに感じている違和感は、いざ売る側になると忘れてしまうものです。

今回は、情報を見せるタイミングについてまとめました。

Contents

LPに”入校日”を載せるべきか?

先日、自動車学校のクライアントとのLP制作の打ち合わせのときに、このようなことが議論になりました。
それは、「LPに入校日の案内を載せるか?」です。

”入校日”とは、自動車学校が入校を受け付ける日時です。
自動車学校はいつでも入校(申込)を受け付けるわけではなく、受け付ける日、時間が決まっています。

入校日の案内は、申込をするときに必要ですが、LPを見ている段階で見せるべきか?
僕は「LPでは載せないで良いのはないか」と答えました。

入校日をLPに載せないでよい理由

その理由は、「入校日の案内は、申込をする段階で初めて必要になるから」です。

今回制作を検討していたLPは、「自動車学校を選ぶ段階の人」でした。
まだクライアントの自動車学校に申し込むことを決めているわけではなく、複数の自動車学校の中から自分が火曜自動車学校を検討したり、「この自動車学校、名前は知っているけど、どんな学校かな?」と興味を持った段階でLPを訪れることを想定しているので、入校日の案内はタイミング的に早いと考えました。

LPを見て、そのまま自動車学校に申し込む人は非常に少ないです。
金額が高いことや、通う人とお金を出す人が違う場合が多いので、一度見てもらうための資料がある方が、家庭内で検討しやすいのです。

入校案内は、送付する資料に同封すれば、どの自動車学校に行くか決まった後、申し込みの段階で確認ができるから便利です。むしろ、その段階の方がよい。
申し込む段階になってLPを探すことはしないでしょう。
資料に同封されているか確認して、なければ公式のサイトを見れば、事足ります。

LPに必要な情報は、比較検討中によい印象を与える情報、この場合は教習の特徴や、通いやすさなどです。
それらを流し読みでつかめるようにまとめておくことが重要です。

大事なのは、その段階でお客さんが欲しい情報は何か?を検討すること

LPを制作する際に想定するお客様像は、たいてい自社製品・サービスを知らないが見込み客になる人です。
そういった人が欲しい情報は何か?
それを見極めて載せるようにしましょう。

では、それはどのようにすれば知ることができるのでしょうか?

ある程度、その業務が継続しているのであれば、それまでに見込み客の人から問合せされた内容や、自社を選んだ決め手になったことを載せるのがよいです。

想像して「こう言う情報が欲しいんじゃないか?」と検討してもいいですが、お客様から直接聞ける言葉ほど、効果の高い情報はありません。

それでも手元に手がかりがなければ、周りの人に聞くとか、ネットでニーズを調べるとかですね。

やっぱり、お客様に直接聞ける関係性が一番強いです。

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