こんにちは、福岡のWeb制作・広告制作ベクタークリエイティブの前田です。
私は正社員として就職した時期が20代後半と遅く、一般的なビジネススキルの習得が遅く、かなり苦労した覚えがあります。その中でも苦労したのが、文章を書くことでした。
もともと学生の時にも文章を書くことがイヤで避けていたため、仕事で文章を書く必要が出てきた時に大変な想いをしました。
今でもバリバリ文章が得意というわけではないのですが、それでも10年以上やってきてつかんだことはあります。
それをいくつかの記事に分けて書いてみようと思います。
今回は「文章は読み手に合わせて言葉づかいを変えるべき」です。
Contents
なぜターゲットに合わせて言葉づかいを変える必要があるのか?
理由は簡単で、文章を違和感なく読み終えてもらうためです。
せっかく苦労して作った文章も、作ることが目的ではない限り読み手が読み終えてくれなければ意味がありません。
まずはターゲットを決めよう
マーケティングでは「ペルソナの設定」と言われますが、まずはターゲットを決めます。
ターゲットは具体的な人物像がイメージできているとベストです。
理由はどのような文章を書けばその人が読んでくれるか、興味を持ってくれるかといったことが想像しやすいことにあります。
そのためにまずは人物像をまとめましょう。
身近にいる誰かをイメージするのもやりやすいのでオススメです。
イメージしたら、情報をまとめていきます。
ターゲットの性別もチェック
一般的に、男性向けの文章は論理的に、女性向けの文章は感情を表した言葉を適切に使われます。
男性向けの文章に、「夢中!」とか「みんな大好き!」などの言葉が入ってくると、違和感があると思います。
ましてビジネス向けの文章だと、悪い印象与えてしまうかもしれません。
同様に、女性向けの文章で「エビデンス」や「ソリューション」などといったビジネス用語を使うとおかしいことは理解できるかと思います。
ちゃんとターゲットの性別に合わせた言葉を選びましょう。
専門用語でターゲットをしぼることもできる
専門用語を使うことで、あらかじめ知識が豊富な読み手にターゲットをしぼることもできるかと思います。
専門用語を多用することで、理解できない読み手は興味をなくします。
自然と知識が豊富な読み手が残るという訳です。
ただ、この場合知識が豊富な読み手が残るので、そこに書かれている文章には高い質が求められます。当然ですが書き手の方にもそれなりの知識の蓄積が必要なので難易度は上がります。
逆に言えば、読み手のレベルを上げたくない場合は、専門用語を多用しないこと、文章をぱっと見て漢字が多いような印象与えない(常用漢字で対応できるところも全体の印象のためにあえてひらがなにする)などといった手法が考えられます。
ターゲットの言葉づかいの参考になるもの
ターゲットの人物像が決まったら、ターゲットが好みそうな本や雑誌、ウェブメディアなどの記事の言葉づかいを参考にします。
自分に近いターゲット向けの場合には、自分が普段使うような言葉づかいでいいかと思います。(ビジネスの広告ならビジネス向きに、プライベート向けの広告なら、カジュアルな言い回しにする必要はあります)
本や雑誌はいちいち買っているとお金がかかってしまうので、図書館を利用したり、月額定額制の雑誌読み放題サービスを利用するなどしましょう。
特に、雑誌読み放題サービスはスマホやiPadで読むことができ、スペースを取らないので便利です。不要になった時に捨てる手間もありません。